一生の思い出になるであろう結婚式場を選ぶにあたって、インターネットで調べた情報だけを頼りに決めてしまうことはないと思います。
しかし実際に式場の見学に行ってもあらかじめ見るべきポイントを把握していないと、「きれいだったね」「楽しかったね」で終わってしまいます。
せっかく貴重な時間を使って見に行くのであれば、多くの情報を持ち帰りたいですよね。
そこで結婚式場を見学するなら確認するべき5つポイントをまとめました。
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目次
結婚式場までの道のり
お招きするゲストをイメージしながら式場の見学に向かいます。実際に移動してみることで気が付いたり、感じることが出てくるのでメモしておきましょう。
最寄駅からの道のり
最寄駅からの道も大切なポイントです。距離が遠くないか、道がわかりにくくないかなどを考えながら見学に向かいます。
もし道がわかりにくいのであれば、迷子にならないような地図を作ったり、最寄駅からの送迎を検討しましょう。
遠方からのアクセス

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遠方からゲストをお招きする場合、新幹線の停車駅・空港からのアクセスも意識しましょう。
新幹線の停車駅から何度も乗り換えなければいけないのでは不便です。
飛行機で来てもらうゲストがいる場合には、空港からの向かい方も確認しておきます。
駐車場の有無
また車で来られるゲストもいらっしゃいますので、あらかじめ駐車場があるのか。あるのなら何台くらい止めることができるのかを確認しておきます。
挙式の会場
思い描いている挙式のイメージに合った会場なのかチェックしましょう。
会場によってゲストの入れる人数は大きく左右されます。お招きしたいゲストの人数はおおまかでもいいので、あらかじめ相談しておきます。
会場の雰囲気

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挙式のイメージにあった会場か確認しておきます。チャペルによって挙式の雰囲気は大きく変わります。
具体的には、
・大きな窓から光が差し込むチャペル
・緑に囲まれたチャペル
・ステンドグラスに囲まれチャペル
・落ち着いた照明の重厚感があるチャペル
などがあります。どのような挙式にしたいのかを考えながら見学しましょう。
入れる人数
会場によって入ることができる人数はまちまちです。
招きたいゲストが入りきれず、泣く泣くリストから名前を削る作業は心が痛みます。
かといって会場の席に対して少なすぎてスカスカになってしまうのも考え物です。
招きたいゲストの人数にも合わせて会場を選んでいきましょう。
ゲスト席からの見え方

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挙式はふたりのものだけではありません。
ゲストも満足してくれないとただの自己満足で終わってしまいます。
会場見学の際は、ゲスト目線でも確認することを忘れないようにしましょう。
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披露宴の会場
挙式後の披露宴会場も式場選びの大切なポイントです。
イメージ通りの披露宴が行えるようにしっかりと確認します。
会場の雰囲気

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・落ち着いた会場がいいのか
・華やかな会場がいいのか
・厳かできちんとした感じにしたいのか
・アットホームでカジュアルな感じにしたいか等、
ふたりで披露宴のイメージを言葉にしていくと、お互いの希望をすりあわせることができるのではないでしょうか。
やりたい演出ができるか
「結婚式といえば○○!」というこだわりがあるならチェックします。
例えば、らせん階段を下りて優雅に登場したいなら、当然らせん階段のある会場を選ぶ必要があります。
これは譲れないという演出がある場合は、その演出を行える条件を満たしているのか優先的に確認しましょう。
入れる人数
挙式と同様に入れる人数は重要です。挙式には招かず、披露宴だけ来ていただくといったゲストもいるかと思いますのでそれぞれ確認しておきます。
親戚が多かったり、会社関係のゲストが多いと大きな会場が必要です。
反対に親戚がそれほど多くない場合や、友人・会社関係のゲストは1.5次回や二次会で招くケースはそれほど大きい会場でなくても入ることができます。
建物全体
挙式の会場や披露宴の会場だけでなく、その他の部分も見るようにしましょう。
入り口や廊下

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当たり前ですが、式場へ着いてまず最初に通るのは入口になります。どんなに立派なチャペルや披露宴会場を備えていても、入口がイマイチだと到着した時点でがっかりしてしまいます。
廊下も同様に控室などに向かう際、通りますので汚れていたりするとがっかりされます。
とはいえ結婚式場ですので、入口や廊下にも清掃は行き届いているはずです。
汚い、散らかっているということはそうそうありません。
わざわざしゃがみ込んで床をまじまじと見たりせずに、サクッと確認する程度に留めましょう。
トイレ
よっぽどのことがない限り汚れているままということはないですが、念のため使った時にチェックしておきます。
もしゲストに赤ちゃんがいる場合、おむつを替えるのはどこになるのかあらかじめ確認しましょう。
ブライズルーム
新郎新婦の準備をする部屋になります。
当日まで見ることができない場合もありますが、見ることができるのであればどのような雰囲気なのか確認します。
プランなど
日時や金銭面などもチェックします。直接話を聞くことができる貴重な機会となりますので、気になることはどんどん聞きましょう。
希望の日時が空いているか

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いろいろ確認しても希望の日が埋まっていたら予約できません。
埋まっている場合は、結婚式を挙げる日付にこだわるのであれば別の会場を検討します。
会場にこだわるか・日付にこだわるか、事前にふたりで決めておくと決定しやすいと思います。
見積もりの値段
ゲストの人数を伝えて見積もりを作ってもらいます。
大体の場合はオプションなどが含まれていないベースの部分となりますので、提示された金額を鵜呑みにしないようにしましょう。
この時点で予算ギリギリの場合は式場を見直しておいたほうがいいかもしれません。
アイテムの持ち込み料

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結婚式の費用を安く済ませるためにはアイテムの持ち込みは欠かせません。
ただの会場によって持ち込みが設定されている場合、アイテムの準備にかかる費用+持ち込み料が必要となります。
持ち込み料次第ではむしろ高く付いてしまうことも考えられるので要チェックです。
また持ち込みを禁止されているアイテムはもちろん持ち込めないので、「絶対にこれを使いたい」といったアイテムがあればプランナーさんと相談してみましょう。
交渉するなら契約前です。
仮予約の条件
「この式場が気に入った!でも他の式場もチェックして比較したい」というときに便利なのが仮予約です。
ただ式場によってはできないことがありますし、条件も式場ごとに異なります。
まずは仮予約ができるのか聞いてみましょう。
料理
ゲストの楽しみのひとつである料理も試食ができる場合があります。
料理がおいしくなかったり、極端にボリュームが少ないと、結婚式自体にがっかりされてしまうかもしれません。
試食ができなくてもどんなメニューになっているのかは確認しておきます。
まとめ
結婚式場の見学に行くなら確認したい5項目をピックアップしました。
・結婚式場まで道のり
・挙式の会場
・披露宴会場
・建物自体
・プランなど
見学に行く前にあらかじめふたりでイメージを固めておかないとなかなか決定することができません。
いかにお互いの希望をすり合わせるかがポイントになってくるかと思います。
また多くの式場を回るのは時間的に難しいので、事前に雰囲気などは確認して3つくらいの候補まで絞っておくと比較もしやすいです。
チェックするところはチェックしつつも楽しみながら見学しましょう。
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